静岡市消費生活センター

静岡市は政令指定都市で人口も多く、商業都市でもあるので、東京などの大都市圏で横行している悪質業者からの騙しも早めにやってくる。圧倒的に多い相談が通信販売に関するもの、相談者の3割以上は給与生活者。圧倒的に多い相談が通信販売と県内の中でも他の市町とは少し違った動きもあり、消費者のトラブルは都市型のものが目立つ傾向がある。窓口や電話で相談に応ずる相談員もベテランが揃い、複雑化している問題に対応するためにさまざまな工夫をしている。取材に伺った時も、相談員同士の情報共有を積極的に行なっていた。窓口も十分なスペースがあり、トラブル別のパンフレットが充実。イメージキャラクターも誕生し、より身近な市民の消費者問題に関われるような存在でありたいと情報発信にも力を入れている。

ホームページ http://www.city.shizuoka.jp/deps/shouhi/index.html
所在地 静岡相談窓口:〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1 静岡庁舎新館1階
清水相談窓口:〒424-8701 静岡市清水区旭町6-8 清水庁舎2階
相談電話番号 054-221-1056 平日午前9時から午後4時まで(年末年始・祝日除く)
アクセス
静岡相談窓口:JR静岡駅から徒歩10分
静鉄電車「新静岡駅」から徒歩5分
しずてつジャストラインバス「県庁・静岡市役所葵区役所」下車
清水相談窓口:JR清水駅から徒歩15分
静鉄電車「新清水駅」から徒歩5分
しずてつジャストラインバス「清水区役所」または「新清水」下車、徒歩5分

携帯やパソコンで安易に登録しないで注意!注意!

首都圏で新しい悪質業者の手口が始まり、事例が相談員に情報が入ってきたと思うと、地元でもあまり時差なくやってくる傾向がある。パソコンや携帯電話を使ったインターネットに関する相談が増加。これは地域差無く全国に一気に広がっている。パソコンでは、デスクトップ画面にアダルトサイトの請求画面が張り付いてしまい、その画面を消そうとつい請求金額を支払ってしまうパターンや、携帯電話では着メロ・着うたのダウンロードサイトや占いサイトなどに登録したつもりが、同時に出会い系サイトやアダルトサイトにも登録されていたなどの事例が多発。手口が巧妙化しているため、人生経験の豊富な年代もひっかかってしまうことがあるので要注意という。みなさん、インターネットでの個人情報の登録には気を付けましょう。

狙われる50歳代…

投資を騙った利殖商法による相談が、生活が安定してきた50歳以上を中心に増えていて、30歳代や40歳代の市民からも相談があるという。年金問題などで将来への不安をあおり、未公開株や社債、ファンドへの投資などが持ちかけられる。著作権に関する権利や永代供養の権利、鉱物資源、水源地など、投資話の形態もさまざま。金額が高く、被害総額が多くなってしまうので「うっかり」「後からどうにかなると思って」では遅く、細心の注意が必要。通常、金銭での取引がないものや、水や鉱物など明確な形のないものへの投資は、決して手を出さないで!

さまざまなトラブルに目を向けて

相談件数自体は減少傾向にあり、平成20年から下げ止まりの傾向にあるが、相談対応時間は増加傾向にあるそう。トラブル内容は多岐に渡り、専門性が求められている。窓口では経験豊富な相談員が話を聞いてくれるだけでなく、さらに的確なアドバイスをと、「ケータイトラブル」、「クルマの製品トラブル」などより専門性の高いパンフレットを多数用意。進化する新手の悪質商法に対し、各相談に対応している相談員も増やして迅速なトラブル解決に向けて日々対策をこらしている。消費生活センターから発信する情報にも目を向け、トラブルの現状をみて未然に防ぐことも大事だ。